【延期開催の裏話付き】初統合、ちっご祭~恋のくに花火大会

筑後市最大の市民祭り「ちっご祭」と、筑後市夏の風物詩「筑後船小屋花火大会」。ともに50年の歴史を誇る二大イベントが、令和元年に一つの祭りとして合体!
9月22日(日)に予定されていた本イベントは、台風17号の接近に伴い開催を見合わせ、当初23日(月)を延期日に設けていましたが23日にも実施せず、大幅な延期を選択しました。
台風被害は大きく報じられませんでしたが、倒木や看板の破損・農作物への被害など大きなものでした。
23日は台風一過の晴天。風もなくイベントができたのでは?と多くの問合せを受けました。実は会場の準備には二日以上かかるのです。23日の朝から会場準備をしたところで間に合わず。。それよりも何よりも、こうした被害が出た中で、お祭り騒ぎができるだろうか?そうした思いから、大幅延期の決定となりました。
12月1日(日)に延期開催が決まりました!楽しみにしていただいていた皆様、お待たせしました。
しかし9月⇒12月だなんて、あまりにも期間が空きすぎでは?と思った皆さん、実は会場や警備体制の確保など色々を検証した結果、最短でも12月1日(日)しか全ての条件が整わないことが判明。結果として、この地域では珍しい冬の花火大会となりました。
12月1日当日、イベントにあわせて雨が降り出し、あいにくの天気となりましたが、多くの観客が詰めかけてくれました。
花火大会の目玉と言えば、「花火でプロポーズ大作戦」。今年挑戦してくれたのは佐賀市の平川君と知美さん。知美さん、完全サプライズにビックリ!涙を浮かべています。
そもそも9月開催予定時にプロポーズに挑戦してもらう予定だったのですが、そのまま12月にサプライズ・プロポーズは持ち越し。その三か月の間に、彼女の方が「プロポーズはまだなの?怒」と迫ったら?冬場だから、風邪やインフルエンザにかかって本番に来れなくなったら?そしてそして考えたくはないけど二人が破局したら?実行委員会はたいへん気をもんでいました。そうです、この「花火でプロポーズ大作戦」という企画は、ヤラセではなくガチなのです。
知美さん、サプライズプロポーズを涙を流して受け入れてくれました。成功おめでとう!
祝福の花火も無事に上がりました。皆様、寒い中にも関わらず、傘をさしての観覧ありがとうございました。