男のロマン、博多発動機館
筑後市の溝口地区にある「博多発動機館」をご存知ですか?

ここは、館長の友清栄一さんの趣味が高じて平成18年4月にオープンしました。
自宅の倉庫を改装した館内に は、32年ほど前から集めた石油発動機が130台、
見事に展示されています。

主に農業用機械の原動力として脱穀機やバーチカルポンプ等に使用されていたそうで、
そのうち120台は、現在でも動くそうです。

「昭和30年頃、溝口地方のほとんどの農家では農作業は手作業が多く、
田畑を耕すには牛や馬を使っていました。そこに石油で動く発動機の登場です。
もみすり屋さんに1台入ってきた発動機を、何度も見に行きましたよ。動力で動く姿は、
ものすごく画期的でした。力強くまわる音、排気ガスのにおいまでも都会的に感じられ、
子ども心にワクワク・ドキドキしたのを今でも憶えています」とうれしそうに話す友清さん。
現在、日本で一番古いといわれている耕耘機(昭和10年製)や
日本に25~30台しかないと思われる佐藤式焼き玉エンジン(昭和9年製)など、
愛好家に人気のある貴重なものも並んでいます。

(日本で一番古いといわれている耕耘機)
実際に動かしてもらうと、「ボッシュン、ボッシュン、ボッシュン、ボッシュン」と
低速のエンジン音が響いてきます。

「特に調子の良い発動機はガソリン50mL(湯のみ半分)で、約20分間ほど回ります。
発動機の魅力は、なんといってもその男らしいスタイル。とてもシンプルな構造なのに、
力強く動きます。何時間見ていても、見飽きないですね」と笑顔。
まさに、男のロマンです!

(佐藤式焼玉エンジン)
毎年4月には友清さんの敷地でも運転会を開催するそうで、
九州各地から愛好家が集まり、一斉に発動機を動かす様子は、
それはそれは見ごたえがあるそうです。
また、九州石油発動機愛好会主催の大会も、
年に2回(春・秋)開催されており、
年々愛好家も増えてきているのだとか。

興味のある方は、「博多発動機館」の見学をしてみてはいかがでしょうか?
農繁期は、田畑仕事にでていることもあるそうですが、
事前に電話をしてもらえれば、対応してくれます。
友清さんとのお話も弾むと思いますよ。

博多発動機館
〒833-0012 筑後市溝口857-3
0942-53-3534(来館される際は事前にお電話を)
大きな地図で見る

ここは、館長の友清栄一さんの趣味が高じて平成18年4月にオープンしました。
自宅の倉庫を改装した館内に は、32年ほど前から集めた石油発動機が130台、
見事に展示されています。

主に農業用機械の原動力として脱穀機やバーチカルポンプ等に使用されていたそうで、
そのうち120台は、現在でも動くそうです。

「昭和30年頃、溝口地方のほとんどの農家では農作業は手作業が多く、
田畑を耕すには牛や馬を使っていました。そこに石油で動く発動機の登場です。
もみすり屋さんに1台入ってきた発動機を、何度も見に行きましたよ。動力で動く姿は、
ものすごく画期的でした。力強くまわる音、排気ガスのにおいまでも都会的に感じられ、
子ども心にワクワク・ドキドキしたのを今でも憶えています」とうれしそうに話す友清さん。
現在、日本で一番古いといわれている耕耘機(昭和10年製)や
日本に25~30台しかないと思われる佐藤式焼き玉エンジン(昭和9年製)など、
愛好家に人気のある貴重なものも並んでいます。

(日本で一番古いといわれている耕耘機)
実際に動かしてもらうと、「ボッシュン、ボッシュン、ボッシュン、ボッシュン」と
低速のエンジン音が響いてきます。

「特に調子の良い発動機はガソリン50mL(湯のみ半分)で、約20分間ほど回ります。
発動機の魅力は、なんといってもその男らしいスタイル。とてもシンプルな構造なのに、
力強く動きます。何時間見ていても、見飽きないですね」と笑顔。
まさに、男のロマンです!

(佐藤式焼玉エンジン)
毎年4月には友清さんの敷地でも運転会を開催するそうで、
九州各地から愛好家が集まり、一斉に発動機を動かす様子は、
それはそれは見ごたえがあるそうです。
また、九州石油発動機愛好会主催の大会も、
年に2回(春・秋)開催されており、
年々愛好家も増えてきているのだとか。

興味のある方は、「博多発動機館」の見学をしてみてはいかがでしょうか?
農繁期は、田畑仕事にでていることもあるそうですが、
事前に電話をしてもらえれば、対応してくれます。
友清さんとのお話も弾むと思いますよ。

博多発動機館
〒833-0012 筑後市溝口857-3
0942-53-3534(来館される際は事前にお電話を)
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