溝口竈門神社千灯明大祭(2019年9月14日)
今年9月14日に開催された市指定無形民俗文化財「溝口竈門神社千灯明祭」を、写真で振り返ります。
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式次第はご覧のとおり。
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神事を終え、子供たちの裸ん行がスタートします。神社と、すぐ近くの矢部川まで三往復。矢部川では、代表の子供数名がお汐井とりとして、川の水に触れます。
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三往復目が終わった子供たちは、櫓に設置されたロウソクに火をつけていきます。櫓の高さは14m。以前は20m近くあったそうですが、安全面を考慮してこの高さに。それでも迫力のある高さです。
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全ての灯りがつきました。三年前から高所の灯りはLEDに代わりました。高所のロウソク点灯は地域の大人や消防団が担っていましたが、こちらも安全面を考慮して。
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溝口城をかたどった灯りです。14~15世紀のこの地にあったとされる平城です。1550年に攻撃され落城となります。年に一度、この夜だけ、光の城として蘇ります。
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高校生の和太鼓演奏・吹奏楽演奏が盛り上げます。今年も素晴らしいパフォーマンスでした。ありがとう。
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1732年、享保の飢饉。この筑後地域にも大きな被害をもたらしました。凶作と流行病などの災いを取り除くために、神前に燈明を掲げ、家内安全と五穀豊穣を祈願したことが始まりだそうです。